behappytomorrow

児童養護施設で育った海外在住ゲイのブログ

ゲイへの目覚め・葛藤・肯定

さて、私は自己紹介でゲイですと言いました。児童養護施設での生活の話と並行してLGBT関連の話もしていこうと思います。

 

 

私がゲイであると自覚したのは小学校低学年の頃でした。目で追っていた(気になった)のがクラスの男の子だったからです。

 

小学校高学年以降は自分のことを異常(変態)なんだと思うようになり、誰にも話すことができませんでした。

 

中学2年生の時に仲良くしていたクラスメートの女の子のことが少し気になりました。シャイな性格から何もアクションを起こせませんでしたが、これが(ストレートの正常な)恋なのかな?と考えました。今思うと単なる友情の延長にすぎませんでした。自分がゲイであることを分かっていながらもその子を好きになりたいという願望が錯覚を引き起こしたのだと思います。

 

高校生の時、クラスメートの女の子といい感じになり付き合うことになったのですが何をどう進めればよいのか全く分からずほんの数カ月で破綻してしまいました。これも友情の延長すなわち錯覚でした・・・。

 

大学に入学したての頃、同じ高校から同じ大学に入った男友達と親しくなりました。高校時代は同じクラスになったことも話したこともなかったのですが、話し方でゲイだとわかる子でした。お互い周りに相談できない悩みを抱えて出会い、意気投合し付き合うことになりました。ところが同じ大学の女の子の友達から彼と付き合っているのかと疑聴かれ、怖くなった(ゲイだと認めることも彼との関係を隠して続ける自身もなかった)私は付き合った彼と距離を置き、一方的にシャットアウトしてしまいました。最低ですよね。。。彼を傷つけてしまったのは言うまでもありません。いつかどこかで会えたら謝りたいと思っています。彼が元気で幸せに暮らしてるといいな・・。

 

大学生2-3年生の時、2人の女の子ともちろんの別時期に彼氏・彼女という関係で付き合いました。自分はまだストレートとしての人生を送っていけるのかも!という気持ちでデートを始めましたが肉体関係に持っていくことができず(女性に性的興奮しない)それぞれ数カ月で別れてしまいました。

 

語学研修目的で海外で1年生活したのち大学最後の年に、自分はもう若くない、こんなこと(ゲイと分かっていながら女の子と付き合おうとすること)いつまでも続けられない!と思い、出会いを求めてゲイバー・ゲイクラブへ。ここから少しずつゲイの友達ができるようになり友達を通して最初の彼氏ができました。

 

以上、ゲイへの目覚めから肯定までの話でした。